前回の記事が古くなってしまったので、最新版?の情報を更新しました。
大まかな流れはそんなに変わりませんが、細かい部分が変わっています。
前回は「Xperia arc」を使用していましたが、現在は「Xperia Z1f」を使用しています。
いくつか手順があるので、順番に見てみましょう。
タブレットなども同じ手順になるはずですので、実機のことはスマホではなく以後「端末」と表記します。
目次
1.USBドライバのインストール
2.提供元不明アプリのインストールを許可する
3.端末を開発者向けに切り替える
4.USBデバッグをオンにする
5.PCと接続する
6.Eclipseで実行(orデバッグ)
1.USBドライバのインストール
USBドライバのインストールは、Xperiaの場合は前回同様PC CompanionのインストールでOKです。
他社のスマホ端末をご利用の場合は説明を割愛します。
とにかくUSBドライバが入っている専用のアプリをインストールするか、USBドライバのみを個別にインストールしてください。
基本的にはXperiaの本体にインストールデータが入っているはずなので、Xperia本体とPCをUSBケーブルで接続すればインストーラーが起動するのですが、3年前は結構不安定で全然インストール出来ませんでした。
今回は既にインストール済みで試してはいませんが、以前よりは安定してインストールできると思います。
USBケーブルで接続しても上手くインストール出来ない場合は、ソニーモバイルの公式サイトからダウンロードするとインストールし易いと思います。
2.提供元不明アプリのインストールを許可する
この設定の場所は、Android2.3の頃と若干違っていてメニューを一つ一つ探してしまいました。
★設定>セキュリティ>提供元不明アプリ
上記項目にチェックを入れます。
3.端末を開発者向けに切り替える
以前の流れでは、次に開発メニューのUSBデバッグの項目にチェックを入れましたが、現在の機種(Xperia Z1f)で開発メニューを探しても見つかりません。
調べてみると開発者向けオプションというメニューが有るようですが、Android4.2以降では初期状態では非表示になっているので、端末を開発者向けに切り替える必要があります。
切り替えといっても、知らないとできない方法ですが難しくはありません。
★設定>端末情報>ビルド番号
上記のビルド番号の項目を7回連続でタップする
初めて知った時は、なんじゃこりゃと思いましたね。
簡単ですが、これで端末が開発者向けになりました。
7回タップするのも、親切に(あと3ステップ)(あと2ステップ)(あと1ステップ)とカウントしてくれ、切り替わったら「あなたは開発者になりました」と表示されるので、すぐわかると思います。
一度切り替わると、それ以降ビルド番号をタップすると、「必要ありません。既に開発者です。」と表示されます。
4.USBデバッグをオンにする
手順3.によって、無事開発者向けオプションメニューが「設定」の中に表示されるようになったので、USBデバッグをオンにします。(図1)
★設定>開発者向けオプション>USBデバッグ
上記項目にチェックを入れます。
5.PCと接続する
USBケーブルでPCと端末を接続します。
接続すると端末のSDカードが繋がったりして、本体と接続できているかがよくわからなかったりしますが、PC Companionを使用している場合は、起動しておくと画面に接続されたかどうかが表示されるのでわかりやすいです。(図2)
接続に関しては詳しくないので、何度かUSBを抜き差しして繋がる場合もあったり、先述のUSBデバッグをオン・オフしてみたら繋がったりと、若干不安定な感じです。
6.Eclipseで実行(orデバッグ)
手順1~5までできれば、後は端末上で開発したアプリを動かすだけです。
以前の方法では、Android Manifestの、Debaggableの項目に「true」と入れてインストールしていましたが、その方法は実際の設定と差異が生じるだとかで、現在非推奨のようです。
Eclipseでプログラムが用意できている状態で、通常通り実行すると設定ウインドウが開くので、接続した端末を選択してOKを押します。(図3-4)
以上で、端末にアプリがインストールされます。
後は開発したアプリが思うように動作するかどうかお確かめください。
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